「チームティーチング」という言葉を耳にしたことはありますか?
学校の授業などで複数の先生が協力して指導する手法のことです。このようなスタイル、いいと思いませんか?考えてみれば、いろんな場面で大人たちが協力して、こどもたちとの関わりを深めていますよね。
1.学校だけじゃない、大人たちの連携
学校の授業だけでなく、家の中でも保護者同士の協力は大切です。
たとえば、お父さんとお母さんがか協力して家事を進めたり、体調不良の時には相手の役割を代わりにこなしたり。また、学校と家、学校と地域の連携も、こどもたちの成長をよりよくするために、とても重要なんです。
ということで…
今日はひとつ、大人たちが連携するときの注意点をシェアしたいと思います。とても基本的なことなのに意外と忘れがち。それは…
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割って入らない
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ということです。
子育てや教育に唯一絶対の正解はありません。それぞれの経験と価値観があり、関係性も異なる。だから「自分ならやらない関わり」を目撃することもあるし、家族間で意見が割れることもある。そんな時、ほかの人のこどもへの接し方をみて「うーん、それはちょっと…」と思ったりする。
でも…
反射的に口を挟むのはNGです。こどもたちの前で他の人のやり方に口を出すと、その意見の衝突を見てこどもたちは、どちらの意見も信じられなくなったり、必要以上に顔色をうかがうようになったりする…。
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2.こどもの目の前での口出しはダメ!
こどもたちの目の前で、意見が違うことを言うと、彼らはどっちを信じればいいのか、迷ってしまいます。また、先に話していた人との信頼関係も、崩れてしまうことがあります。だから、意見の違いを感じたときは少し待って、こどもたちのいない場所で話し合うことが大切なんです。
そもそも、こどもに限らず人との接し方は状況や関係性次第で変わるもの。たとえば、親が家で学校の先生のように接するのは変だし、反対に、教師が学校で保護者のように接するのもちょっと違和感を感じます。
このように、立場や状況、関係性によって適切な関わり方は違う。自分がやるとトラブルになる関わりも、別の人が別のタイミングでやれば効果的だったり…。
もちろん本当に間違っていることもありますし、よりよい接し方が見つかることもありますから、話し合いは大切ですが、こどもの前で意見を衝突させるのは基本的にはNGです。
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3.さいごに
大人たちの連携は、こどもたちのためにとても大切なこと。でも、連携しようという気持ちだけでは他者との協力体制は作れません。マナーを守り、フォローしあう姿勢が大切です。争わずに、協力し合って、こどもたちのために最善を尽くしましょう。
まめの木も、学校・家庭と連携しながらこどもたちの成長のためにがんばっていきます!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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