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発達障害を持つこどもと共に歩む、保護者のための学習支援ガイド


まめの木ブログ|キッズランドまめの木|学習支援・放課後等デイサービス・児童発達支援・茨城

(目安:4分)



こどもたちが学び、成長し、自分の能力を最大限に引き出すことを助けることは、保護者としての最も大切な任務の一つです。



特に発達障害を持つこどもたちは、学習方法や環境によって取り組み方や成果に大きな差が出ます。こどもの学習を最大限にサポートするための具体的な方法を振り返ってみましょう。




 



1.学習の目標設定


学習を始める前に、まずは目標を設定しましょう。目標は具体的で達成可能なものにすることが大切です。例えば、「毎日15分間、読み書きの練習をする」や「一週間で10ページの絵本を読む」などです。



その目標がどんな内容であれ、「達成できた」という喜びや感動が次の学びへのエネルギーになるのです。



こんな小さな目標じゃ意味ないんじゃないか…


と思ってしまうくらいの小さな目標からはじめることが大切です。





 




2.適切な学習環境の整備

こどもが集中するためには、静かで明るい学習環境が大切です。



たとえば、こどもの部屋の一角を学習専用の場所に設けると良いでしょう。テレビやゲームの音は避け、必要な教材だけを手元に置くようにします。



研究によれば、自分の「特別な場所」があるとこどもは安心感を得ることができ、集中力が高まるとも言われています。





 



3.休憩も計画に盛り込む


学習の計画や目標を立てる時には、休憩も具体的に決めた方がメリハリをつけやすくなります。例えば…



・30分勉強したらYoutubeを1つ見る

・アニメを2話見たらドリルを2ページ進める



などです。こども自身が自分で決めることが大切。こどもの意見を否定せず、可能な限りそのまま採用して学習と休憩の計画を立ててみましょう。



柔軟に見直すことも忘れないでください。また、「自分で決めたんだから…」と必要以上に追い込まず、こどもの気分や体調に合わせて調整することも大切です。



保護者からの過剰なプレッシャーは自分で決めた計画を「やらされるもの」に変えてしまい、学習意欲の減少につながります。気持ちが乗らない時にプレッシャーをかけるのではなく、できた時にきちんとほめることを大切にしましょう!




 



4.教材の選定

教材選びはこどもの興味やレベルに合わせて行います。図書館や教育専門店、インターネット等で、視覚や聴覚を刺激する教材を探すと良いでしょう。楽しみながら学べる教材は、こどものモチベーションを高め、学習効果を上げることが示されています。



学年や年齢にとらわれず、お子さんの興味関心や学力レベルに合わせて選ぶことが大切です。「遅れを取り戻さなきゃ…」と無理やり学年どおりのものをやらせても、余計に嫌いになって停滞するだけです。



アプリを使うのも効果的。最近はスマホやタブレットのアプリでも無料で使えて学びになるものがたくさん開発されています。「子育て アプリ」などで検索すると役立つものが見つかるはずです。



こちらは人体模型パズル。

骨格や内臓をパズルで学べます。



Android版:人体模型パズル



iPhone版:人体模型パズル





 



5.まとめ


いかがでしたでしょうか?



こどもの学習支援は、保護者の役割の中でも重要なもの。学習目標の設定から教材選び、学習計画の作成まで、全てはこどもが自分自身を信じ、学び、成長するためのステップです。



教科書やドリルの中身よりもむしろ、「自分で決めて試行錯誤するプロセス」の方がよっぽど価値的だったりする。



計画が過剰なプレッシャーにならないよう配慮しつつ、「計画通りにやれたら素敵だね」というくらいのおおらかな気持ちで見守っていけたら素敵ですね。



こどもが前向きに学ぶ一番のきっかけは「保護者が楽しく学ぶ姿」です。子育てでも仕事でも…その内容はなんでもいい。前向きに学ぶ姿を見せることが一番大切な学習支援。



夏休みこそ、親子で学ぶ時間を大切にしたいものですね😉

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!




キッズランドまめの木は、茨城県県南地域(石岡市・土浦市・小美玉市・行方市)に複数の施設を運営中。医療ケア児にも対応し、保護者のお悩み相談に対応するカウンセラーも配置しています。 ぜひ一度、まめの木までお問合せください。 相談支援専門員や公認心理師が対応させていただきます。

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