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子育ての中で見つける心の安らぎ:自閉症児を育てる家族のメンタルケアの重要性


キッズランドまめの木|茨城|県南|放課後等デイサービス|児童発達支援|発達障害|自閉症|子育て|育児|療育

こんにちは!

キッズランドまめの木です!



過去8回にわたって自閉症について特集してきました。今回が最終回です!今回は自閉症児を育てるご家族の健やかな生活がテーマ。ぜひ最後までお読みください。



日頃からのご愛読に心より御礼申し上げます。



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1.はじめに

〜家族のメンタルケアの重要性〜


自閉症のこどもを育てることは、たくさんの喜びをもたらしますが、同時に心的ストレスも伴います。



こどもの行動や反応が理解できずにイライラしたり、学校や地域とのコミュニケーションに悩んだり…。子育てにまつわるあらゆる場面で摩擦が起きやすく、ストレスも大きくなりやすい。



でも…



こどもの健やかな成長には家族の健康がとっても大切。こどものことばかり考えてご自身の心身のメンテナンスを後回しにしすぎると、結果的にお子さんにも悪影響だったりするのです。



今回は、自閉症児の家族のメンタルケアの重要性とその方法について考えてみます。




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2.問題と対策

〜困った時のすすめ〜



お子さんの思わぬ行動に対する怒り ご自身の心身の不調やリラクゼーション


どれも一筋縄ではいかない問題ですが、だからこそ、これらをおろそかにしてしまうと後々大きなダメージを負うことになる。



怒りの感情はこどもへの愛情の裏返しと思い、目を閉じてゆっくり深呼吸してみましょう。数回繰り返すだけで1分もかからずだいぶ落ち着けます。



ご自身の休息・休憩はとっても大切。保護者が元気でなければ、こどもに元気を伝えることはできません。「子育てをサボってる」なんて自分を責めず、一日数分でも自分を休める時間をつくりましょう。



「数分じゃ何も変わらない…」と思いがちですが、たった数分の休息でも、ないよりはあった方が遥かに楽になります。




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3.こころのケア

〜カウンセリングの必要性と有効性〜



心の健康は子育ての質と直結しています。心理カウンセリングは、自分の感情や考え方を整理し、新たな視点や対策を見つけるための有効な手段です。



まめの木では、公式LINEにて個別相談も受け付けています。公認心理師(このブログの中の人)がお話をうかがい、状況を整理しながら一緒に考えます。



悩みを抱え、思い詰めると人は視野が狭くなりがち。言われてみればあたりまえの打開策すら見落としていることも多い。カウンセリングは一方的なアドバイスやダメ出しではなく、ご自身と一緒に今後を考える共同作業です。




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4.みんなで乗り越えよう

〜サポートグループの活用とその効果〜



同じような経験を持つ人々との交流は、心の支えになります。まめの木では障害児を育てるパパ・ママの交流会「まめの木サロン」を定期的に開催しています。



サロンでは毎回、それぞれのご家庭での苦労や困りごとを持ち寄って、お互いに共感しあいながらゆったりおしゃべりしています。



愚痴を吐き出して楽になったり、ほかのご家庭の工夫を聞いてヒントにしたり…本やブログでは得られない生きた情報が手に入ります。



毎月第3土曜 10時〜
まめの木サロン|キッズランドまめの木|障害児|育児|子育て|自閉症|発達障害|保護者支援


ぜひ一度お越しください😊




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5.一人ひとりがいきいき

〜心身の健康を保つライフスタイルのすすめ〜



適度な運動 良い睡眠習慣 バランスの取れた食事


ストレスを軽減し、心と体の健康を保つ上で欠かせない要素です。散歩やストレッチなどの軽い運動は体の緊張を和らげ、心地よい疲れをもたらします。夜はリラックスした環境で十分な睡眠をとり、体を休めることが大切です。また、バランスの良い食事は心と体の活力を保つためのエネルギー源となります。



わかってるけど、こどもの面倒でそれができねぇんだよ!


という方もいらっしゃると思います。

まったくもっておっしゃるとおりです。



が…



実はこれ、子育てと両立もできるかもしれません。たとえば散歩。全身運動で血流がよくなる上に景色の移り変わりなどが視覚的にも刺激があるので、自閉症児の療育としてもとても効果的なんです。



日中の運動量は睡眠の質や空腹感を大きく左右しますから、お子さまといっしょに5分散歩するだけでも、ご家族みんなにとって効果的かもしれません。



家族の誰かが自閉症のお子さまを5分散歩に連れ出してくれれば、その5分はご自身の休息にあてられる。まめの木のような施設は、そうしてお子さまをお預かりすることでご家族の時間を生むお手伝いをしています。



自閉症のこどもを育てることは一人でやるものではなく、家族や地域の支えが必要です。




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6.まとめ

〜家族のメンタルケアはとっても重要〜



イライラ ムカムカ…


現代社会において感情は、悪者にされることが多い存在です。でも…実はそんなに単純な話ではありません。負の感情だって、時には努力のきっかけになったりする。否定せず、適切に使うことが大切なのです。



子育ては感情労働。予想外の行動に驚かされたり、時には理不尽な怒りをぶつけられて傷ついたり。怒り・かなしみ・焦り・不安…いろんな感情がうずまいて、でもそれをうまく処理することもできずいつの間にかそれらのストレス自体、感じられなくなっていく。



でも…



自分で感じられなくても、そこに感情はあり、ストレスも存在している。だからカウンセリングや交流会で吐き出し、整理することが大切。



まめの木では、お子さまの成長とともにご家族の健やかな日々にも貢献していきたいと考えています。悩みや心配事、お子さまとの接し方など…なにか質問がありましたらお気軽にお声かけください。



最後までお読みいただき、ありがとうございました!





お問い合わせはまめの木公式LINEでも対応しております(*´▽`*)



キッズランドまめの木は、茨城県県南地域(石岡市・土浦市・小美玉市・行方市)に複数の施設を運営中。医療ケア児にも対応し、保護者のお悩み相談に対応するカウンセラーも配置しています。 ぜひ一度、まめの木までお問合せください。 相談支援専門員や公認心理師が対応させていただきます。


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