おそらく日本全国のすべてのパパママが経験しているであろう、「そろそろ寝ましょうね…」というタイミングで子どもが活動的になってしまうあの現象…。
今日は脳の機能からその理由を考えてみたいと思います。
脳にはアクセルとブレーキの機能が備わっています。正常に覚醒しているとき、脳はアクセルと一緒にブレーキもきちんと働いています。
車やバイクと同じです。
ブレーキがきちんと効いているから、自分の行動を制御することができる。
ところが…
眠気や疲労で脳の覚醒が下がるとブレーキの機能が弱くなります。
アクセルが効かない車は動かないだけですが、ブレーキの効かない車は確実に事故を起こします。同じように、眠気や疲労で脳のブレーキが効かなくなると、人は行動の抑制ができなくなる。
大人がお酒を飲んで声が大きくなるのに似ています。普段ならきちんと声量を調節できるけど、飲酒によって調節機能が弱くなり、本人にも自覚できないまま声が大きくなる。
子どもはそもそもブレーキが未熟。眠気や疲労によってブレーキが普段以上に甘くなった結果、行動を制御できなくなって目についたおもちゃで遊んでしまったり、パパママの言葉が耳に入らなくなってしまう…。
夜、子どもが活発になってしまったら…「疲れてるんだな」と思って見つめてみると心が少し楽になるかもしれません。
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キッズランドまめの木は、石岡市を中心に、茨城県県南地域に複数の施設を運営しています。医療ケア児にも対応し、保護者のお悩み相談に対応するカウンセラーも配置。 お子様の障がいや発達の偏りにお困りの方、そこまで困ってはいないけれど子どもの資質をもう少し伸ばしてあげたい保護者のみなさま、是非一度、まめの木までお問合せください。 相談支援専門員や公認心理師が対応させていただきます。
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