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「ほめて伸ばす」の小さなコツ vol.2



人はそれぞれ、自分の基準に従って「ある程度のまとまり」で物事を認識しています。



大抵の場合…



「授業を受ける」は45分(50分)がひとまとまり。

「学校に行く」は1時間目から6時間目まできちんと学校にいることを指す。





そのまとまりを満たしていないと一律に「やってない」「できてない」と捉えてしまう。



開始10分で居眠りを始めた子は「授業を受けてない」と感じるし、3時間目から登校した子は「きちんと学校に行ってない子」という評価になりがち。



結果…



注意・叱責が増え、 子どもとの関係は悪化し、 望ましくない行動も軽減しない。



…最悪の負の連鎖です。



「ほめて伸ばす」は、こういう時こそ思い出してほしい考え方。



「後半はダメだったけど、最初の10分はちゃんと授業受けられたじゃないか」と声をかけること。「ちょっと遅かったけどきちんと学校来れたな!」と励ましてやること。そうすることで「次はもう少し頑張ってみよう」と思えるようになってくる。



日頃意識している標準的なまとまりではなく、物事を分解し、できている部分を認め、評価してあげる。それが「ほめて伸ばす」の基本。



「いい結果を出したからほめる」なんてのは当たり前。そうではなく、基準には達していないけれども、本人が取り組んだ部分をきちんと言語化して受け止めること…。



つい文句を言ってしまいがちな場面こそ、一瞬立ち止まってできている部分に目を向けたいものですね。




・・・・・・・・・


キッズランドまめの木は、茨城県県南地域に複数の施設を運営しています。医療ケア児にも対応。保護者のお悩み相談に対応するカウンセラーも配置しています。 >お子様の障がいや発達の偏りにお困りの方 >困ってないけど子どもの資質をもう少し伸ばしてあげたい保護者のみなさま… 是非一度、まめの木までお問合せください。 相談支援専門員や公認心理師が対応させていただきます。

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