日本語には内面のありようを示す言葉がたくさんあります。
真剣 まじめ がんばる 一生懸命…
心のありようは目に見えないので「どんな状態がその言葉に当てはまるのか」は実は結構あいまい。
子育てにおいても似たような言葉がチラホラ。その代表格が「愛着」です。一応「離れたくない感覚」などの説明はできますが、過不足なく言語化するのはとっても難しい。一番難しいのは「どうすれば愛着が形成されるのか」です。
でも最近、様々な研究によってその理屈が少しずつわかってきました。
愛着は信頼関係の土台。愛着と信頼はかなり近い感覚で、子は親に愛着を持つことから、世界に対する信頼を拡げていく。
では子が親に対して愛着を持つきっかけは何か…それは「接触」です。文字通り身体が触れ合うこと。
転んだ時に抱き上げてくれる、泣いたら抱きしめてくれる…そんな身体的な接触の積み重ねが愛着になるのです。
愛着は接触・密着から。
忘れずにいたいものですね。
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