先週21日(土)…
かすみがうらウェルネスプラザにて保護者会を開催しました。
40世帯以上の方にお越しいただき、新規事業の紹介や専門職との交流、ミニゲーム(療育体験)など…盛りだくさんの内容でにぎやかに開催することができました。
ご参加いただいた皆様からも、たくさんのお褒めの言葉を頂戴し、とても嬉しく思います。
ということで本日は、当日行った企画の中からミニセミナーの内容を、スライドを交えて紹介させていただきます。弊社所属の公認心理師による「ほめ方叱り方」のお話です。
すみません。「弊社所属」と言いましたが、何を隠そう当ブログの「中の人」です。自分で書くのも変な話ですが、どうぞ最後までお読みください。
先に結論だけ。
当日15分のセミナーでは、結論として「叱るだけで望ましい行動を引き出すことはできない」というお話をしました。
中学校3年生の頃、多くの人は受験に向けて面接指導を受けました。ドアをノックして入室し、あいさつしてから許可を得てイスに座る。社会人になって友人の結婚式に招待された時には、ご祝儀の包み方やテーブルマナーを事前に勉強した人も少なくないと思います。
「社会人としての適切な行動」は、慣れてしまえばあたりまえですが、最初はみんな勉強・練習して身につけるものです。それは言葉を覚えるのも同じ。言い間違えや誤解を繰り返しながら少しずつ習得し、慣れて使いこなしていく。
今さら言われるまでもないあたり前のことですが、子どもと関わるとき僕たちはつい、こんなあたり前の事実を忘れてしまうようです。
なんでこんなあたり前のことができないんだ!
そう言って叱りつけては謝罪と約束をさせて、同じことを繰り返す。無駄なストレスを生み、子どもも大人もしあわせになれません。とってももったいない。
できないのがあたり前。それは定型発達の子でも同じです。だからきちんと説明し、教えて練習しなきゃいくら叱っても行動は変わらない。
そんなお話です。
参考になれば幸いです。
まめの木では、こうした子育てのアドバイスや、ご家庭でのお悩みなどに対応するため、個別面談を実施しております。公式LINEからお気軽にお問い合わせください。
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