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ポジティブ育児 -減点方式を乗り越えるコミュニケーション革命-


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子どもが言うことを聞かない…。

どんな親もかならず直面する課題です。

私も例外ではありませんでした。



ある日、部屋の片付けをしなかった時のことです。



部屋はおもちゃとぬいぐるみで散らかり放題。私は疲れた声で「片付けないとおやつはないよ」と言いいました。「わかった、やるよ」という反応を求めて…。



しかし、彼女の反応は予想外でした。



彼女はつまらなそうに私を見上げ、「別にいらない」とつぶやいたのです。



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育児における「減点方式」の罠

子どもに何かをさせようとする時、多くの大人はつい「◯◯しないと□□できないよ」と声をかけがち。デメリットを示して望ましい行動を引き出そうとするもので、家でも学校でもスーパーでも、そこらじゅうで目にします。



しかし、この方法はどうやら基本的にうまくいかないようです。



私の例のように「別にいらない」と開き直られてしまい、望ましい行動が生まれないばかりか、声をかけた大人の方が不機嫌になってしまうのです。仮にうまくいったとしても、イヤイヤ応じた結果、子どもの中には不満が残り、親子関係に亀裂を生じさせることになります。



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コミュニケーションの転換

あの日以来、私はコミュニケーションの方法を見直すことにしました。最近はたとえば…



 一緒に部屋を片付けよう。

 終わったら、一緒におやつを食べよう!



と提案するようにしています。



こうすることで「今やっていることをやめなければいけない」という義務感ではなく、前向きな気持でかたづけに着手できるようです。



子どもは従わされるのを嫌います。その一方で、大人と対等な「一員」であると感じることで積極的に協力してくれたりもするのです。つまり、彼らの気持ち・感情を尊重しながら前向きに取り組めるよう働きかけることが大切だということですね。



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実践例

せっかくなので、もう少しだけ具体例を。



私はときどき、娘と一緒に料理をします。娘自身も楽しんでくれることが多いのですが、タイミング次第では「Youtube見るから…」と渋られてしまうことも。



そんな時は彼女に小さな任務をまかせるようにしています。「やらなきゃ食べさせない」という脅しではなく、「私の作業を手伝ってほしい」というスタンスを明確にして、(実際にはカンタンな作業ですが)とても重要な役割であること、私が頼りにしていることを伝えるのです。



大抵の場合は大人びた表情で熱心に手伝ってくれます。いっしょに調理する中で成功と失敗を積み重ねるとともに、私との信頼関係も深まっているように感じています。





 



まとめ

育児は試行錯誤の連続。ついつい反射的に吐いてしまう言葉の多くは逆効果だったりする。すでに言ってしまったことは取り消せませんが、その関わりを踏まえてよりよい関わり方を模索することはできます。



現場でも家庭でも、少しずつ改善をくりかえしながら、子どもたちと楽しく向き合う工夫をつづけていきたいと思います。



皆さんはどのように子どもとのコミュニケーションを取っていますか?貴重な体験をぜひコメントで共有してください😉




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