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ASDはコミュニケーションができない…わけじゃない!


キッズランドまめの木|茨城・石岡・土浦・小美玉・行方|子育て支援・発達支援・療育・放課後等デイサービス・児童発達支援|インクルーシブ・発達障害・神経発達症・自閉症・ADHD・知的障害

(目安:5分)



ASD(自閉スペクトラム症)のあるお子さんについて、多くの保護者が「自己表現ができない」というイメージを持っているかもしれません。



しかし、これは必ずしも正しい認識ではありません。自閉症児の多くは、実に多様な方法で自分の思いや感情を表現しているのです。



特に、非言語コミュニケーションは非常に重要な役割を果たしています。(非言語とは、”言葉以外の”という意味。つまり、身ぶり手ぶりや表情などのことです。)



\自閉症児と非言語コミュニケーション/


自閉症児が非言語コミュニケーションを使う理由のひとつは、言葉によるコミュニケーションが難しいからです。



言葉によるコミュニケーションが苦手な自閉症児でも、表情やアイコンタクト、動作や姿勢等で自己表現を行うことができます。



最近の研究では、これらの非言語コミュニケーションが自閉症児の意思伝達において非常に重要であることが示されました。(非言語=ノンバーバル)



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ここからは少し具体的に、自閉症児の非言語コミュニケーションについて解説します。



\表情とアイコンタクト/


表情やアイコンタクトは、自閉症児が感情を表現するための重要な手段です。嬉しいときには笑顔を、困っていたり不快なときには眉間にしわを寄せたりします。(ASDに限らず誰しもやることですが)



アイコンタクトも非常に重要です。話しかける代わりにしつこく目を合わせたり、反対に目を逸らすことで不快感や緊張を示すこともあります。



ただ…



表情やアイコンタクトは、一般的には言葉といっしょに用いられるものですが、自閉症児の場合には言葉がなく表情やアイコンタクト"だけ"になることが多いです。



また…



表情などがわかりにくいことも多いため「本人なりに表現してるのにイマイチ伝わらない…」という状況になりがちです。



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\ジェスチャーや姿勢/


ジェスチャーや姿勢も、非言語コミュニケーションの重要な要素です。



手の動きで意思を伝えることがあります。たとえば、ほしい物を指さしたり、話しかける代わりに手を振るなどです。また、姿勢の変化で感情を示すこともあります。前かがみになることで興味・関心を示したり、ナナメに座ることで無関心を示すなどです。



 


\触覚/


触覚も重要な自己表現の手段です。手を握ることで安心感を示したり、ハグすることで親しみを示します。



親としては「なんとか言葉を話してほしい」と思いがちです。将来のことを考えても、会話はとても大切。お気持ちはとってもよくわかります。



が…



言葉を出させようと焦るあまりに無理強いして、結果として「コミュニケーション自体を嫌がる」状態になると、かえって発語は遠のきます。



非言語の方法でも、とにかく「他者とのやり取りに成功する」ことが大切です。



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\非言語コミュニケーションの促進/


非言語コミュニケーションを促進するためには、以下の具体的な方法があります。



1. 視覚的サポート

絵カードや写真など、目に見える道具を使うことで、こちらの意図を理解することも、自分の意思を表現することも容易になるでしょう。



2. ジェスチャーの強化

ジェスチャーを使ったコミュニケーションを奨励し、必要に応じてそれを教えるのがよいでしょう。療育の中でジェスチャーゲームなどを行うのは、こうした観点からも非常に有効です。



3. 身体的なフィードバック

タッチやハグなど、身体的なフィードバックを通じて子供との絆を深め、安心感を与えます。




 



\個人差に要注意/


ここまで、非言語のコミュニケーションについて解説してきました。自閉症のお子さんに限らず、誰しもが行っていることでしたね。



むしろ、一般に「コミュニケーションが上手」とされている人ほど、適切に活用しているように思います。



ただ…



自閉症児の自己表現においては、その個人差が大きいことに注意が必要です。お子さんによって表現のしかたが大きく異なるからです。



たとえば、あるお子さんは、話しかけるかわりに大人の手を引き、それがある場所まで連れて行こうとします。別のお子さんは、それがある場所に立って、大人が気づいてくれるまでアイコンタクトを取ろうとするかもしれません。



同じ感情や同じ欲求でも、その表現のしかたは様々。その子の様子をきちんと観察ことで見極めていくしかないのです。



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\まとめ/


「自閉症だから自己表現ができない」ではありません。



細かくてわかりにくかったり、ちょっとクセが強かったりしますが、大抵の場合、なんらかの方法で自分の気持ちを表現しています。



言葉によるコミュニケーションばかりにこだわらず、まずはその子にできる方法で「つながり」をはぐくむことが大切です。



ジェスチャーや表情などをとおしてできる限りのコミュニケーションを取り、その中で言葉の使用をうながすことが効果的でしょう。



まずはよく見る。



そしてきちんと推測しながら、少しずつ試してみてくださいね。。今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました😊



キッズランドまめの木では、より具体的に、お子さまの特性にあわせた関わり方のヒントを個別相談で提供しております。ご希望の方はまめの木心理相談室の公式LINEからお問い合わせください。



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