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親を振り回す"おてつだい"こそが大事!〜自立をうながし、社会性を育む方法〜


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1.こどもの成長における「おてつだい」の重要性


子育ては「こどもの自主性、協調性、社会性を育むための営み」です。お子さまの協調性や社会性に課題を感じて悩んでいるお父さん、お母さんも多いと思います。


魔法のようにカンタンに協調性や社会性を育むことはできませんが、実は、日々の生活の中にこれらの資質を育む機会はたくさん存在しています。その一つが、こどもからの「手伝いたい」という申し出です。




2.子どもの自主性の育成


子どもは、親が何かをしているときに、しばしばその行動を真似しようとします。それは、親の仕事に対する興味や好奇心からくるものであり、自分も参加したいという自主性の表れです。


もちろん、まだまだ未熟ですから、やろうとしていることを完璧には遂行できないかもしれません。しかし、そのまね事を肯定し、段階的にサポートすることで、彼らは「自分にもできる」という自信と自立心を育んでいくのです。




3.子どもの協調性・社会性の育成


「おてつだい」は、協調性や社会性を育む絶好の機会です。親子で作業を分担することで、チームで働くことの大切さを体感できます。


また、自分の働きによって何かを成し遂げた達成感は、彼らの自尊心を高め、他者と協力して何かを成し遂げる社会性を育んでくれます。




4.「足手まとい」の誤解と親の受け入れの大切さ


しかし、子どもの「おてつだい」は、かえってこちらの負担が増えることも少なくありません。一人でやればあっというまに終わる作業も、こどもと一緒にやると手間が増える。


1つずつ指示を出したり、重たいものを一緒に運んだり…。こどもの「おてつだい」は戦力どころか「足手まとい」になることがほとんどです。


大切なのは、親自身がその瞬間を「こどもの成長の機会」と捉え、効率を一旦手放すこと。


こどもに手伝ってもらいながら普段以上の手間と時間をかけて家事を進める…その時間は「家事」ではなく「子育て」の時間なのです。


こどもの自主性や社会性を育むことは5分や10分の時短よりはるかに大切なこと。家事を処理するための戦力としてこどもを使うのではなく、家事を子育てに役立てる…という捉えかたが理想なのです。





5.まとめ〜「おてつだい」を通じた子どもの成長〜


こどもの「手伝いたい」を受け入れることは、親としての作業効率を一旦犠牲にすることかもしれません。こどもが幼ければ幼いほど、その犠牲は大きくなることでしょう。


しかし…


それはこどもの自主性、協調性、社会性を育てるための重要な瞬間です。「おてつだい」を温かく受け入れ、失敗を含めてその成長を楽しむことができたら、のびのびと育つこどもの姿を、より力強く感じることができるのではないでしょうか?


発想を転換し、日々の子育てをゆたかで充実したものにしていきたいですね!


今日も最後までお読みいただきありがとうございました!





キッズランドまめの木は、茨城県県南地域(石岡市・土浦市・小美玉市・行方市)に複数の施設を運営中。医療ケア児にも対応し、保護者のお悩み相談に対応するカウンセラーも配置しています。 >お子様の障がいや発達の偏りにお困りの方 >困ってないけど子どもの資質をもう少し伸ばしてあげたい保護者のみなさま… ぜひ一度、まめの木までお問合せください。 相談支援専門員や公認心理師が対応させていただきます。


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